アルカリ電解水 ph

アルカリ電解水 使い方

水は電気を流すと酸性とアルカリ性に分離する性質がありますが、アルカリ電解水は電気を流したときにアルカリ側に集まった水であり、成分が100%水などからも安心して、日常生活に利用できます。

汚れの大半は酸性の性質があるので、ここにアルカリ性の物質を混ぜるとそれぞれの性質を打ち消すよう中和的な反応が起きるので、汚れが落としやすくなるなどのメカニズムを持ちます。

汚れが良く落ちるという効果効能からも、アルカリ電解水は話題を集めていますが、これらの液体濃度(pH)は、pH12以上が大半で、中性がpH7なので、アルカリ性質が高い水溶液であることが分かるのではないでしょうか。
水道水はpH7の中性で、お掃除アイテムの一つでもある重曹はpH8、セスキ炭酸ソーダがpH9と言った感じで、クエン酸やお酢はpH2の強酸性となっています。

※キッチンNavi|エコクレンズから引用

また、アルカリ電解水は、ガスレンジやキッチン周りなどの油汚れ手垢、皮脂や食べこぼしなど、酸性の汚れを根こそぎきれいに取り除ける万能洗剤の位置づけになっているのですが、水垢や尿石など、アルカリ性の汚れには、アルカリ電解水ではなく酸性の洗剤が最適です。

アルカリ電解水は、用途によっては、そのまま使うとアルカリ性が強すぎることもあるなどから、希釈する使い方が推奨されていますが、希釈方法は汚れの程度に合わせて水で希釈して使います。
この時の計算式は汚れの種類などで変わりますが、
コンロ周りやレンジフード、換気扇やキッチンタイルなどのような油汚れがひどい部分は原液でそのまま使うか、約5倍の希釈で薄めて使います。

壁紙などのクロスや窓ガラス、床や家具類、電化製品やテーブルなどのような比較的軽度の汚れは5倍から10倍に希釈します。
ちなみに、薄めるときにはペットボトルを使い原液1に対して水道水を入れる量を示す線を入れておくのと便利です。
なお、計算式としては
「作りたい量÷希釈倍率=原液の量」
「作りたい量-原液の量水道水の量」

になります。

仮に、5倍の希釈のアルカリ電解水を300ml作るときは、300ml÷5倍=60mlが原液の量で、300ml-60ml=240mlが水道の水の量となります。

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