家の掃除でよく使われる 「アルカリ電解水」 と 「重曹」。
どちらもナチュラルクリーニングに活用されますが、違いを理解して正しく使い分けることで、より効率的に汚れを落とせます。
この記事では、それぞれの特徴や適した使い方を詳しく解説します。
1. アルカリ電解水と重曹の基本的な違い
アルカリ電解水とは?
アルカリ電解水は、水を電気分解して作られる アルカリ性の洗浄水 です。主成分は 水酸化ナトリウム(NaOH) で、一般的には pH12〜13 の強アルカリ性を示します。
特徴
- 界面活性剤を含まない → 化学物質を避けたい人にも安心
- 油汚れや皮脂汚れを強力に分解 できる
- 速乾性が高く、拭き跡が残りにくい
- 除菌・消臭効果 もある
向いている汚れ
✅ 油汚れ(キッチン・換気扇)
✅ 皮脂汚れ(ドアノブ・電化製品・壁)
✅ 水拭きができる場所の除菌・消臭(テーブル・床など)
重曹とは?
重曹(炭酸水素ナトリウム)は、弱アルカリ性(pH8.2)の粉末状の物質で、食品添加物としても使用される 人体に優しい洗浄剤 です。
特徴
- 弱アルカリ性 なので刺激が少ない
- クレンザー(研磨)作用がある → こすり洗いに最適
- 酸性の汚れを中和する
- 消臭効果 もある
向いている汚れ
✅ こびりついた汚れ(焦げ付き・鍋の底)
✅ 茶渋・湯垢(食器・シンク)
✅ 靴や冷蔵庫内の消臭
2. 掃除における使い分けのポイント
アルカリ電解水 | 重曹 | |
---|---|---|
汚れの種類 | 油汚れ・皮脂汚れ・除菌 | 焦げ・茶渋・湯垢・消臭 |
掃除の方法 | スプレーして拭くだけ | こすり洗いが必要 |
向いている場所 | キッチン・壁・家電 | シンク・食器・浴室 |
使用後の処理 | そのまま蒸発・拭き取り | 水でしっかり流す |
3. 実際の掃除シーンでの使い分け
① キッチンの掃除
・換気扇・ガスコンロの油汚れ → アルカリ電解水
→ スプレーして数分おき、拭き取るだけでOK。
・鍋の焦げ付き → 重曹
→ 鍋に水と重曹を入れ、加熱して焦げを浮かせる。
② 洗面台・浴室の掃除
・水垢・石鹸カス → 重曹
→ 重曹をふりかけてスポンジでこすればピカピカに。
・洗面台の蛇口周りの皮脂汚れ → アルカリ電解水
→ スプレーして拭き取るだけでOK。
③ リビング・家具の掃除
・ソファやカーペットの消臭 → 重曹
→ 重曹をふりかけて1時間放置後、掃除機で吸い取る。
・ドアノブ・リモコンの除菌 → アルカリ電解水
→ スプレーして布で拭けば、除菌もできる。
4. 組み合わせてもOK?
アルカリ電解水と重曹は、基本的に混ぜて使う必要はありません。
→ アルカリ電解水は即効性のある汚れ落とし、重曹は研磨や消臭 という性質があるため、それぞれ単独で使った方が効果的です。
ただし、以下のように 使い分けることで相乗効果 を得られます。
🔹 例:ガスコンロの頑固な油汚れ
- アルカリ電解水で油汚れを分解
- 重曹をふりかけてスポンジでこする → W効果でしつこい汚れもスッキリ!
5. 注意点
- アルカリ電解水は強アルカリ性 のため、アルミ・真鍮・木製品には使えません。
- 重曹は溶けにくい ため、排水口に大量に流すと詰まりの原因になります。
- 電解水は手荒れの原因になることも あるため、長時間使う場合は手袋を着用しましょう。
6. まとめ:どっちを使うべき?
目的 | アルカリ電解水 | 重曹 |
---|---|---|
キッチンの油汚れ | ◎ | △ |
浴室の水垢・湯垢 | △ | ◎ |
食器の茶渋 | △ | ◎ |
皮脂汚れ・除菌 | ◎ | △ |
消臭 | △ | ◎ |
「拭くだけでキレイにしたいならアルカリ電解水、研磨や消臭なら重曹」と覚えておけばOK!
掃除の目的に合わせて、上手に使い分けましょう!✨